末永の森コンサート vol.9

4月19日(水)に「末永の森コンサート」に行ってきました。

末永の森コンサート vol.9

九響のコンサートは何度か聴きましたが、この「末永の森コンサート」に行くのは初めてでした。
大規模なオーケストラのコンサートは勿論好きです。
でも九響の練習場を利用したコンサートであれば、アクロスのような大きなホールよりもより間近に見て、聴くことができるのではと期待して、以前から気になっていました。
しかしこれまで、はっと思い出して調べると既に公演終了・・・(T_T)
このパターンが続いていましたが、今回またふと思い出して調べると、1ヶ月後の公演、しかも「ヴィヴァルディの四季」を演奏する!
とても好きな曲で、いつかは弾けるようになりたい曲のトップ3の一つ。ぜひ一度、目の前で聴いてみたいと思っていたので急いでチケットを確保して、今回行ってきました。

会場のホールの写真は、こちらの末永文化センターのサイトにあります。
こんな感じの、決して小さくない、大きな立派なホールです。
実際入ってみて、オーケストラはこんなにも大きな練習会場をもっているのかと驚きました。
天井までは約12mと高く、壁面や天井はきちんとクラシックコンサート用に作られて音響効果ばっちりのよく響くホールです。
コンサート中の曲の合間にあった解説(珍しいですよね、解説があるなんて)で知ったのですが、このホールのような立派な練習会場をもっているオーケストラは滅多にないそうです。やっぱりそうなんですね。
そんなホールの中に約400席の椅子を並べて、今回の室内楽メンバーを囲んで聴くことができました。
チェンバロを中央にして、周りを弦で囲むというレイアウトは、見たことがなかったので新鮮でした。
また前から4列目あたりの席に座ることができ、間近で見れたのはよかったです。
今回の曲は、

ヴィヴァルディ:シンフォニア ト長調
J.S バッハ:ブランデンブルグ協奏曲 第3番ト長調 BWV1048
(休憩)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」

最初の2曲はどんな曲か知らなかったのですが、よかった!
チェンバロの何とも言えない、正にバロック音楽という感じの音色はちょっと感動ものでした。
CDで聴いたことはあったけど、この音がこの楽器から出ているとは。
ピアノの形をしてるのに全然違う不思議な音がするんですよ。
休憩時間中に調律をしているチェンバロを、すぐそばまで近づいてまじまじと見ることができたのは貴重でした。
そして「四季」は生で聴けて感激でした!(T_T)
春の楽しい始まり以外は結構激しいところも多くて、聴きごたえがかなりあります。
しかしVnソロ大変!
あんなに忙しいとは・・・・
最後に弾ききったあと、みんなから拍手されてたんですが、あの拍手は心からの「よくやった!」という拍手でしょうね。
ほんとよかったです。


ちなみに、この「末永の森コンサート」があった「末永文化センター」は少し分かりにくい場所にありました。
以前福岡、しかも同じ城南区に住んでいながら全然聞いたこともなかったという・・・(;^_^A アセアセ・・・
ここです。

さて、次は何を聴きに行こうかなぁ(*^-^)ニコ