白夜行 第3話

亮二そこで逃げるかっ!?
笹垣(鉄矢)に見つかったときにおびえて走り逃げてしまった(山田孝之)の腰抜けぶりには、全視聴者が「あほーっ!」とテレビに叫んだことでしょう。
もう捕まえてくださいと言わんばかり・・・
一方の雪穂(綾瀬はるか)は、笹垣と対峙しても「ご無沙汰しています」と極めて平静を装い、亮二の部屋にも「風と共に去りぬ」があったことを指摘され、これは絶体絶命か!?というときも「皮肉ですね、被害者の息子と加害者の娘が同じ本を好きだなんて」と辛そうな表情で答えるとは!
あの幼少の雪穂と高校生の雪穂が初めて繋がった感覚がありました!
観ていて思わずテレビに向かって感嘆してしまう程のすごいシーンでしたね!


雪穂は明るい未来を約束する「時効」をつかみ取るため、罪を隠し通すことを決心し、あれから7年間耐えに耐えてきた。
にもかかわらず、亮二はただ雪穂のことを想うだけで、勿論苦労はしたものの下流社会をだらだらと過ごしてきた。
だから雪穂の危機感はものすごいのに、亮二はただ情けない男・・・。
こんな男に雪穂はどうしてまだ惚れてるのかと思いますよ。


そして、松浦(渡部篤郎)が亮二をテーブルにたたきつけるシーンは、これもまたすごい迫力でした。
正に狂気!
ケイゾクの真山もすごかったですが、今回の松浦もすごいです。レオンのゲイリー・オールドマン並・・・
松浦は毎回恐いです・・・(T_T)
そして、笹垣も恐すぎ・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
笹垣はある意味もう一人の主人公ですからね・・・


今回観終えて思ったのですが、大きくなった雪穂、綾瀬はるかさんもとてもいいと思います。
福田麻由子さんがあまりにすばらしかったせいか、綾瀬さんをひどく否定する感想が散見されるのは、悲しいです・・・
子役と大人は比較できないと思うんですけどね。

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