在日朝鮮人 金泰泳さんの講演を聞きました

今日は、毎年3回ほど開催されている人権講演会に行ってきました。
人事を担当していると避けて通れないのが人権問題で、講演会にも結構多く出席していますが、大抵は同和関連か障害者関連です。
しかし今回は、定例の人事担当者向け会合には珍しく、少し珍しく、在日朝鮮人の方自身が講演を行うということで、しかも大学助教授(福岡教育大学)なので、変に偏りのない、いいお話が聞けるのではと楽しみに行ってきました。
演壇に立った金氏は、とてもソフトな語りをする方で、予想に違わずとても落ち着いた、気持ちを込めつつも冷静な、バランスの取れた話をなさる方で、とても話の内容が素直に頭に入ってきました。
講演のポイントは、相手(外国人)のことを実体験としては知らないまま、テレビやネット等のメディアを通して知ったことをベースにして行動しているため、偏見がなくならず、未だに差別が残っているので、実体験を通して知り、判断・行動していきましょうということです。
これは私自身もよく思っていることで、人からやネットに流れる情報はあくまで話半分として鵜呑みにせず、きちんと自分で実体験して感じて判断しなければ、マスメディアに踊らされっぱなしになってしまいます。
国民みんながきちんと本当に自分自身で判断できるようになりたいですね。
そうすればきっともっとよい社会になるんじゃないかなと思います。
金さんのお話はとても面白く、全く眠くならず最後まで聞くことができました。もう少し聞いていたかったくらいです(*^-^)ニコ
また、機会があったら他の外国人のお話も聞いてみたいですね。