K・Nの悲劇 / 高野和明 おもしろかったし、考えさせられた。読む価値ありです。
このGWはなかなかに充実していました。
妻と子ども達とハーモニーランドに出かけたり、一緒にお菓子を作ったりと、家族での時間を過ごせましたし、積ん読になっている本も結構読み進みました。
その中で、ほぼ一晩で一気に読んでしまったのが「K・Nの悲劇」です。
- 作者: 高野和明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/02
- メディア: 単行本
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堕胎は深刻な問題です。
「幸せに育てることができないと分かっている子を産むべきなのか」と、問われたら答えに窮してしまいます。
工夫することで何とかなるとは思うのですが、子よりも自分を優先させる親もいるわけで、そんな状況では子も不幸になってしまうと思いますし・・・
また、ずっと一緒にいられないような相手との子を産むべきなのかとも思いますし・・・
実際、自分の妹がそのような状況に陥ってしまい、私は堕胎を勧めてしまいました・・・
堕胎はどう考えても望ましいことではないから、そんな状況に陥らないよう誰もが最大限の注意をするしかないです。
しかし大抵の男性が性欲におぼれがちなのも事実。
この辺はしっかりと自分の子にも伝えていかなければと思いました。