結局は運

マスコミ不信日記 : 毎日新聞はなぜ“ミスターRDF”北川正恭の責任を問わないのか
この記事を読んで、うーん、北川さんのことはメディアを通じてしか知らないけど、人間だから成功も失敗もいろいろあるよねと思った。
で思い出したのが、任天堂の前社長 山内溥氏のこの言葉。

世間にはよく成功した人間を尊敬する人がいるけれど、それが僕には不思議でしようがない。たまたま運が良かっただけの人を、どうして尊敬できるんでしょうかね
(高橋健ニ著『任天堂商法の秘密――いかにして“子ども心”を掴んだか』祥伝社、1986年)

これまで自分でも生きてきて、他の人の仕事や生活のいろいろな事例をみて、今のところの結論として思うのは「何事も結局は運」というもの。
勿論仕事でも生活でも、真剣に考え、併せて情報収集もし、実行しつつ様子を見て、常に修正しつつ実行、必要あればすべて破棄し、別のことを行う。
これでうまくいく確率は確実に上がるのだけど、それでもうまくいくとは限らない。特にビジネス(商売)はそう。うまくいった事例の後付で「こういう理論で売れた」というのは出てくるけど、絶対にこの理論は先には出てこない。「間違いかもしれないけど、その人が信じているだけの理論」として存在しているだけだ。
結局は自分が真剣に考え抜いた信じる道を進むことしか人間にはできないのだと思う。神様じゃないからね。
運を信じて、日々がんばりましょう。