上司と部下のいい関係

私は上司もいれば、部下もいる、中間の社員である。
ステレオタイプだが、ITベンチャー外資コンサル企業のような、いわゆる実力主義の会社でありたいといつも思っているので、その会社にいるようなバリバリの社員を理想としている。
「ビジネスは効率的、論理的で、スマートに。無能な社員は切り捨てろ!」的な考えである。


私が今働いている会社はちょうど外資系であり、入社後、そんなバリバリとした仕事のやり方でいいだろうと思いやってきたのだが、どうも違う。
そして、事業場トップがドイツ人から日本人に変わったとき、それが顕著になった。
方針や指示は曖昧。合理性や一貫性に欠けることが目立つようなトップ。
人柄はとてもいいのだが、私の目から見ると、マネジメント能力が低く、せいぜい一つのセクションのマネジャーレベル止まりの人材である。
良くも悪くも合理主義者的傾向の強い私と、そんなトップのウマはやはり合わず、ぶつかることも多いため、「おたく低く評価されてるよ」という話も聞こえてきていた。


「うーむ、効率的、論理的にすることが悪いのか?
 結局、上の言うとおりに従順に従うか、もう辞めるしかないのか・・・」
半年くらい悩み続けていた。


その頃、その1年前に新しく来た上司から「優秀な社員は疎まれるよ、多少ミスするくらいがちょうどいいんだよ」と言われた。
理由を尋ねても、妬まれるからだと言われ、分かるようでやはり分からず、当時は「何と訳の分からないことを言うのか」と思っていた。
その後、以前のエントリーにも書いたが、Bクラスの人間は、Aクラスの社員を採用するのは恐いのだろうと結論づけ、割り切って仕事をするようにしていた。

しかし、今回、非常に面白い、そして、この悩みがとてもすっきりと解決できるようなコラムがあった。


雑誌『プレジデント』の公式サイト


そう、私は「かわいげのない社員」だった訳である(;^_^A アセアセ・・・
いろいろな人とうまくやっていくのも大切なスキルであり、バカになりたくはないが、自分と合わない人にも好まれるような人でなくてはならないなと考えている。
というわけで、最近はうまくやっていけているつもりだが、果たして相手はどう思っているやら・・・