(2009年 2冊目)「プロカウンセラーの聞く技術」本は読むタイミングが重要(当たり前だけど)

典型的な飲み会でよくあるように、人と短時間話をして、次々に話し相手が変わっていくのはあまり好きではない。それよりも、一人の人と長く話をするのが好きだったりする。
昔は特に人が苦手だったので、一人だけかもしれないけどじっくりお互い話をして、知り合うことの方が、その後の付き合いが深まるので価値があると思っていた。今も同じように思って入るが、関係が深まることのヘヴィさも大変なので、軽い関係もそれはそれで意味があるのだと思っている。
そんな、じっくり話をするときに最も大切だと思っているのは、「相手を相手のまま受け入れること、自分の考えを持って否定したり、意見したりはしないこと」だ。これは自分の子供に対してでも同じ。「そういう考えもあるのか」という感覚が生まれれば、自然と相手を尊重でき、相手も話を聞いてもらえたという嬉しい気持ちが残る。もちろんその上で意見することもあるが、いったん受け入れていると、相手も素直に聞くことができる。
今回読んだ「プロカウンセラーの聞く技術」は本当に「聞く」姿勢に関する話が書かれていた。おおよそ自分でも既に意識していることが多かったが、改めて印象に残ったのは、「人間はつい自分のことを話しがち」であるということ。
これはつい油断すると私もそうなってしまうので、改めて注意しようと思う。

プロカウンセラーの聞く技術

プロカウンセラーの聞く技術